成功のための準備期間 : 独立起業 脱サラからの個人事業

成功のための準備期間

個人事業で独立を決意して、脱サラまでの期間に何をすべきか?
いざ開業となったとき、慌てないためにも在職中にやるべきことをはっきりと決めておくことは、個人事業主にとって当然のことです。
後で後悔しないためにも、しっかりとした計画を立てましょう。在職中の準備期間は貴重な時間です。

事業資金や業種によって準備期間は一概に言えませんが、新規事業となると少なくとも2年から3年は必要です。
在職中の仕事と密接にかかわった事業だとしても、サラリーマンのときのようにチームワークを発揮できません。
資金繰りや売掛金・買掛金の管理も自分でやらなくてはなりません。そうなるとある程度は経理の知識も必要となります。
準備期間中に開業資金を積み立てたり、資格を取ったり、商売のためノウハウを勉強しなくてはいけません。

独立を円滑にするためには、良き理解者や人脈がなによりも力となります。
取引先は特に大切です。独立して開業した矢先にそっぽを向かれるようでは論外です。

独立のためには周囲の理解も必要です。
個人事業は、家族の協力なくしてはできません。
事業の内容や将来設計をしっかり説明して、家族に納得してもらうための準備期間でもあります。

業種を何にする? 開業にいくら資金が必要か? 市場の動向は? 個人事業の税金は?
開業までにクリアしなければならない問題は目の前に山積しています。
成功のための準備期間に気ままな時間はありません。


個人事業は、思い立ったらいつでも開業できます。それが個人事業です。
忘れてはならないのは、独立を思い立って脱サラをするまでの期間が飛躍のための助走だということです。
準備期間なくして、成功などありえません。