事業に必要な経営資源 : 会社設立をするには(法人設立方法)

事業に必要な経営資源

いきなり経営資源といってもピンとこないかもしれませんが、ひと、もの、金、技術、情報と言えば、すぐお分かりでしょう。
どれか一つでもかけると事業は終わってしまいます。
経営資源はまさに事業の骨格と言えます。

まず、ヒトである人材は、会社設立時においてはとても重要な経営資源です。
業務について、何も知らない従業員であったらどうでしょう。
とても教育をしている時間などありません。
ヒトは、事業を始める前に揃えておく必要があります。
万一不足の時は、人材派遣を利用する方法もあります。

モノとは、商品のことです。
商品は、物品だけではなく、サービスも商品です。
経営資源である商品を販売して、はじめて利益を得ます。
まさに事業の目的は、利益を生む商品そのものです。

金は、事業活動を円滑に行うためのエネルギーのようなものです。
資金繰りが悪化すると、事業活動が停止してしまいます。
倒産は、何も赤字だけではありません。
商品は売れているのに、資金繰りができなくて倒産する黒字倒産もあります。

技術は、付加価値そのものです。
同じ使いみちの商品でも、ちょっとしたアイデアを付けることでオリジナリティやクオリティが付加されます。

情報は、ヒト、モノ、金、技術の全ての分野に関わりあいます。
情報がないと目隠しをされたようなものです。

経営資源をいかに使うかが、経営者の資質です。