登記申請書 : 会社設立をするには(法人設立方法)

登記申請書

登記申請書、いかにも重々しい響きです。
登記申請書は、確かに様式が厳しく定められています。
定型通りの様式に合わなかったり、記載事項に誤りがあると補正の対象になります。

登記申請書を発起人自身が作成することはまれですが、一応作成上の規則を知っておくのも良いでしょう。
登記申請書は、登記所所定の用紙があるわけではありません。
筆記用具は、黒のボールペン、パソコンによる印字でも可能です。
用紙はB4判の白の上質紙を使用します。当たり前ですが感熱紙はNGです。

書式は横書き、数字はアラビア数字、訂正は間接方式。

いきなり間接方式と言われても分からりませんよね。
仕方ありません、登記申請書は厳格ですから。
書類の訂正のひとつで、訂正箇所の欄外に印を押して、その横に訂正の旨を記入します。
たとえば、一字訂正二次加入と言った具合です。
訂正箇所を二重線で消して、すぐ上に正しい字を書きます。

登記申請書は、まさに登記所に提出する書類の重要な顔ともいえます。
登記官が調査しやすく、読みやすくしなければいけません。

登記申請書の記載事項は、商号、本店所在地、登記の事由(調査書の日付)、登記すべき事項、資本金の額、納付する登録免許税額、添付書類名などです。