類似商号調査 : 会社設立をするには（法人設立方法）

会社の名前には、経営者の思いが色々と込められています。
社名の由来を探って見ると意外な発見もあります。
創業者の名前である石橋から取ったブリジストンは、あまりにも有名です。

商号は、まさに会社の名前です。
一度決めた商号を変更するのは、非常に大変です。
定款変更、登記、県市町村への変更届などかなり手続きが面倒な上、費用もかかります。
ちなみに登記できる商号は、ひとつの会社にひとつで、サブの商号などはありません。

商号については周知のことですが、類似商号は認められません。
同業者が、同一または類似の商号を、同じ市区町村内ですでに登録しているときは、その商号は使用できません。
類似商号を使っていると、一般の人が間違って取引をする場合があるからです。

類似商号の調査には、商号調査簿による調査があります。
商号調査簿は、登記所に設置されていますから、本店を予定している住所地を管轄する登記所で確認してください。
類似商号の調査は、本人でなければならないということはありません。

登記所で、商号調査簿を見る手順は簡単です。
管轄の登記所にいくと必ず受付がありますから、そこで商業調査簿の閲覧をしたいと言えば、職員が案内してくれます。
商号閲覧申請書に所定の事項を記入すれば、閲覧できます。
もちろん登記所での類似商号調査は、無料です。