居酒屋 : 独立開業の業種選び

居酒屋といってもその種類や規模は様々でが、多くはフランチャイズ加盟店です。
居酒屋に限らず飲食店の成功は、むしろフランチャイズに加盟するかしないかで決定するといっても過言ではありません。
それほど飲食店の開業には多くのノウハウと経験が必要です。
実績が豊富なフランチャイズほどスーパーバイザーの質は高く、フランチャイズパッケージの完成度も高く、物流ネットワークは世界中に広がっています。

お酒を飲めない人でも、感じのいい居酒屋かそうでないかは、簡単に分かります。
店員の接客態度、料理の味や値段だけでも大半の情報が得られます。
その情報に対する評価は、普通という場合が多いのですが、それはパッケージ化された印象があるからです。
フランチャイズ店はひとつの標準値を管理基準としていますから、標準値が高いお店は料金も高めです。
お客さんはお店を選んでいるようですが、実はお客さんがフランチャイズ本部にしっかり選別されています。
店の評価は、客層を考えた上で観察してください。

10から15坪の小規模の居酒屋は、駅やメイン通りからやや離れたところにあります。
料金は比較的安めで、料理はオーナーのこだわりの一品。
常連客も多く、隠れ家的居酒屋です。
女性にも好かれそうなカジュアルな内装です。

ところが、よく聞くとこれらもフランチャイズ店だったりします。

食の流行は毎年めまぐるしく変わります。
店舗のコンセプトは、3年持続しなくなりました。
個人事業だけでは、この変化になかなか対応できません。
フランチャイズ本部の経営資源と加盟店の真摯な努力があってこそ、両者は共存共栄できます。

業種選びは、時代の流れを感知して、先を読むことも必要です。
それをあなた自身でやるか、フランチャイズ本部に託すかは自由です。　飲食店のフランチャイズを見てみる