エステサロン : 独立開業の業種選び

エステサロンを経営する

一口にエステといっても、サービス内容は多種多様です。
小顔、角膜除去、にきびケアなどのフェイシャルエステ。
リンパドレナージュ、エンダモロジー、タラソテラピーといった痩身エステ。
光脱毛、ワックス脱毛。
ケミカルピーリング、レーザー治療などの美白エステ。
デトックスは、ゲルマニウム温浴、岩盤浴、よもぎ蒸など大量の汗と一緒に老廃物や毒素を体から排出させるものや、リラクゼーションやストレスケアを目的としたスパ。
足や手、耳を刺激するリフレクソロジー。
バリやタイの伝統的なマッサージを取り入れたアジアンエステ。
若返りや老化防止を目的とした医療に係わるアンチエイジング。
メンズエステ市場では、男性の社会的評価基準となった健康志向によって、メタボリック症候群や顔の色艶、表情に対して学生やビジネスマンの関心がますます高まっています。

エステティック産業は、今なお成長が期待されています。
顧客層とする20、30代が60歳前後の団塊の世代と共に2010年に人口構成比が突出します。
一方でエステ業界は、転換期を迎えています。
その多種多様性と成長市場といった理由から免許や資格認定制度の検討が業界団体と国の双方で行われています。
あまりの急成長で業界全体のまとまりや市場の環境づくりが追いついていけないために、課題が多いのも事実です。

消費者から見ると、エステサロンの良し悪しを判断するのは難しいことです。
実際にサービスを受けるまで分かりません。
大手フランチャイズ店は、高度で緻密なプロモーションや現場運営を行っています。
イメージづくりには広告だけでなくスタッフ教育にかなりの時間と費用をかけています。
サービス業の中でもエステサロンほどちょっとした評判が微妙に経営を左右する業種はないでしょう。
身体に大きくかかわることですからなおさらです。

個人で開業するエステサロンは、フランチャイズ店に比べ運営面ではかなりハンディを負うことになります。
とはいえ、市場や商圏が小さいため状況の変化に対応しやすく、機動力もあります。
立地やエステのサービス内容によって顧客層を絞り込め、商圏に密着したコミュニケーションが図れます。
小さな商圏内でサービス内容の違う同業者、医療関係者と地域ネットワークを結んで、消費者に対してイメージをアップすることもできます。

多種多様なサービス内容を持つエステ業界は、その特性から将来の事業展開はまさに未知数です。 アントレnetサービス業のフランチャイズ情報を見てみる

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