お好み焼き店 : 独立開業の業種選び

お好み焼き店で独立起業

関西風、広島風。お好み焼きは、どっちが美味いか?

この質問には、大きな間違いがあります。
お好み焼きは、どっちが好きか?
それが正しい質問です。

大きな鉄板を前に、ジュージューと焼けるソースの匂い。
関西風お好み焼きは、お店でお客さんが作ることはあっても、広島風お好み焼きは、お店の人が作ります。
ジュージュー焼けるソースの匂いは同じでも、焼き方の違いは、経営面で決定的な違いとなります。
お客さんが店内で食事をしている時間が長くなればなるほど、1人当たりの単価はどんどん上がります。
メニューを増やさないと飽きられるので、大きな厨房と料理人が必要になります。
お客さんを待たせると良くないので、テーブルを増やさなければなりません。
テーブルを増やすためには、広いスペースが必要になります。
かなり大きなお好み焼き店ができました。

広島風お好み焼き店の多くは、小規模な店舗です。
住宅街にあるお好み焼き店は、家屋の一室を改修して夫婦で開業している人も少なくありません。
収益は、夫婦二人が生活できる規模ですが、評判になれば小さな店舗を増やして売上を伸ばすこともできます。

お好み焼きを誰が焼くかで、その後の事業展開も大きく変わります。
これは、何もお好み焼きに限ったことではありませんが、将来の事業展開を踏まえた上で業種、業態を選ぶことを忘れないでください。
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