オフィス・ハウスクリーニング : 独立開業の業種選び

オフィス・ハウスクリーニングの業界は、すでに成熟期を迎えています。
この業界の専門企業や企業の事業部も主要都市への事業進出も落ち着き、ブランド力、組織力で顧客の囲い込みに各社は鎬を削っています。

オフィス・ハウスクリーニングは、サービス業の中でも人の力量に多く依存する業種です。
作業者には技術、知識、経験の豊富さが求められます。
それだけにお客さんの満足度は一様ではなく、期待水準を下回ると不満を残す結果となります。
掃除の仕上がり基準一つとってもマニュアルだけでは対応できません。
状況に応じて顧客の期待を満たさなくてはなりません。

仕事効率と顧客満足とのバランスをとるためにはサービスの均一性が必要ですが、この業界にあってはスタンダードの決定は生産性を高めるための方策です。
とはいえ企業が収益を上げるためには、やむをえないことです。

このようなサービス業の採るべき対策は、イメージ作りで好感度向上をはかることです。
ユニフォーム、作業車の清潔感、丁寧な接客、的確な対応、機敏な作業姿勢、資格取得などは、イメージ向上には不可欠です。
こうした理由でこの業界の多くが、イメージ向上に力を入れています。
それは小規模な個人事業であっても同様です。むしろ小規模であればなおさらイメージ向上に尽くさなければ、いくら技術がよくても競合他社に負けてしまいます。

ハウスやビルクリーニングの資格取得は、社団法人全国ハウスクリーニング協会や社団法人全国ビルメンテナンス協会で実施されています。ちなみにビルメンテナンス技能士は、国家検定資格です。　サービス業のフランチャイズ情報を見てみる