理容室 : 独立開業の業種選び

理容室で独立起業する

理容店舗数の推移をみると、大きな変動はないものの2004年には140,000店を割っています。
毎年0.3から0.4%の減少とはいえその幅は年々増えています。
近い将来世代交代がスムーズに行われないと、理容店舗数の減少は加速します。

理容室の大半は、1〜2人の小規模事業です。
景気の変動に大きく左右されない理由には、日常生活に密接に関係しているということですが、最大の特徴は事業が小規模で資金的に経営が身軽で、商圏が極めて小さく、お客さんが身近であるということです。
人と人との関係と距離的な利便性がバランスよく機能しているかぎり問題はありません。

理容業界も来店客の減少と10分1,000円という価格競争の影響を受け、理容店経営を圧迫していると言われています。
確かにこれは切実な問題です。
しかし、新しい業態を阻止することは誰にもできません。
大企業が資本を投入してまで理容業界に参入しようとは誰も考え付きませんでした。

こうした社会現象や統計数値だけを捉えれば、理容業界の厳しい状況は理解できますが、はたしてそれだけが原因でしょうか。
理容室のお客さんに限らず消費者の欲求を満たしてくれなくてはどんな業種であろうと衰退します。
理容師も事業家としての資質を問われる時代だからこそ10分1,000円という業態の理容店が登場しました。

世代交代をまじかに控えて、他の業界から参入されるか、理容師自ら変革するのか?
もちろん理容業界から変革者が登場することが望まれます。 アントレnetサービス業のフランチャイズ情報を見てみる

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