社会保険労務士
社会保険労務士は、社会保険全般に関わる書類作成や提出を代行する仕事です。社会保険には、雇用保険、健康保険、厚生年金保険などがあります。
また、就業規則の作成、助成金の申請など、人事、労務管理に関するコンサルティング業務を行います。
人事や労務体系の見直しが企業で進んで、年金制度の改正に注目が集まっているので、社会保険労務士は重要な役割を担う仕事になります。
社会保険労務士の国家試験に合格しなければ、社会保険労務士として働くことはできません。
試験科目は、雇用保険法、健康保険法、国民年金法、労働基準法及び労働安全衛生法など８科目あります。
社会保険労務士の国家試験には受験資格があります。
短大、高専卒業以上、大学の一般教養修了者または６２単位以上修得者、他には、行政書士の資格を持っている人、労働社会保険諸法令に関する実務経験が３年以上の人、などです。
社会保険労務士が働く場所は、一般企業の人事、総務部、銀行の年金相談窓口などがあります。
