公認会計士
公認会計士は、企業や各種法人の監査証明業務を独占的に行うことが出来る、財務の専門的な仕事です。企業や法人が公表する経理書類などの内容が適切かどうか、監査、証明する仕事でもあります。
他には証券市場での不正を監視することや、財務に関する調査、立案、会計指導、経営コンサルティング業務など、仕事は多岐に渡ります。
公認会計士になるには、国家試験に合格しなければなりません。
公認会計士の国家試験は1次から3次まであります。
1次は国語、数学などの筆記試験、2次は会計学と商法の短答式と論文式、3次は財務に関する監査実務などの筆記、口述試験となっています。
2次試験合格後、登録すれば会計士補になります。1年間の実務補習と2年間の業務補助などを経験して、3次試験に合格して登録すれば、公認会計士になることができます。
公認会計士が働く場所は、監査法人や公認会計士事務所などです。
経験を積んで独立開業する人も多くいます。
公認会計士には、膨大な資料を読みこなし、その資料から財務状況を分析する力が必要です。