証券外務員
証券外務員は、証券に関する営業活動を行う仕事です。具体的には、有価証券売買の勧誘などがあります。証券外務員として証券に関する営業活動を行うには、日本証券業協会が実施している証券外務員資格試験に合格した後、金融庁に外務員として登録しなければなりません。
証券外務員試験は取り扱える業務の種類に応じて6つに分かれています。
一般受験が認められているのは、二種試験のみで、証券取引に関する法令や諸規則、商品に関する知識などが問われます。
証券外務員として働くには、まず二種証券外務員を取得することが必要です。
日本証券業協会が発行しているテキストや、専門学校、通信講座などで学ぶことができます。
証券外務員として働く場所は、証券会社、金融機関、証券仲介業者などがあります。
正社員、契約社員、どちらのケースもあります。
最近の傾向として、コールセンターの充実を図ろうとする会社が増えているので、派遣スタッフとしてコールセンター業務に携わる人が増えています。
証券に関する知識はもちろん必要ですが、商品説明や資産運用の相談など、お客様と接する仕事なので接客の技術も必要です。
経験を積んでいけば、多額のお金を動かす取引もあるので、経済の先を読む分析力も必要です。