トレーダー
トレーダーは、ディーラーと投資家の間を結ぶ役割をする仕事です。株や債権の動向をつかみ、売り時、買い時の情報を投資家に提供し、売買の注文をディーラーに伝える仕事です。
トレーダーになるには、(社)日本証券アナリスト協会主催の証券アナリストの資格を目指すのがいいでしょう。試験は、1次と2次があり、経済、財務分析などの専門的な知識が問われます。
海外の株式や債券を取り扱うこともあるので、英語力も必要です。
証券アナリストの資格試験を受験するには、まず、主催団体の通信教育講座を受講しましょう。
試験合格後に3年以上の実務経験を積めば、(社)日本証券アナリスト協会の検定委員に認定されます。
トレーダーとして働く場は、証券会社、投資信託会社、投資顧問会社、生命保険会社、銀行などです。
経験を積んで実力が認められれば、外資系の金融機関に転職する人もいます。
トレーダーは、投資家に適切な情報を提案しなければならないので、ドル相場や政治経済の動きなど、あらゆる情報を分析していなくてはいけません。客観的な判断力があり、プレゼンテーション能力が求められる仕事です。