司法書士
司法書士は法律の手続きの専門家といえます。法務局、裁判所、検察庁などに提出する書類の作成や、登記手続きの代理など、法律手続きやコンサルティングを手がける仕事です。マンションの購入、会社の設立、遺産相続などの、複雑な登記や手続きの代わって行います。簡易裁判所の訴訟代理や、法律相談なども司法書士の仕事の範囲です。
司法書士になるには、司法書士の国家試験に合格することが必要です。試験は、民法、商法、不動産登記法などの筆記試験と、筆記試験合格者には口述試験が行われます。
司法書士の国家試験の受験資格は特にありません。誰でも受験することはできますが、例年の合格率は３％くらいという非常に難関の試験です。司法書士事務所でアルバイトとして働きながら、資格取得を目指す方法もあります。
国家試験に合格した後、司法書士事務所に就職して実務の経験を積んで独立開業する人が多いです。個人で独立する人もいれば、何人かで合同事務所を持つ人たちもいます。
司法書士は顧客から法律アドバイスを求められることも多い仕事です。わかりやすく説明できる能力が必要になってくるでしょう。
