建築士
建築士は、住宅、店舗、ビルなどの建築物の企画、設計、施工管理を行う仕事です。建築予定地の周辺の環境や建ぺい率、土質の調査、顧客との打ち合わせ、設計、工事内容のチェックなど建物が完成するまでの全ての監理に携わります。
建築確認申請や道路使用許可申請などの手続きや届け出も建築士の仕事です。
建築士になるには、1級か2級の建築士の国家資格が必要です。
1級建築士は、あらゆる建築物の設計、工事監理を行うことができます。
2級建築士の業務範囲は延べ面積500平方メートル以下の建築物と決められています。
1級建築士、2級建築士とも、国家資格を受験するには所定の学歴や実務経験が必要になります。
2級は、大学か専門学校で建築に関する学科を卒業すると、受験資格を得ることができます。
建築士として働く場所は、建設会社、建築設計事務所、住宅メーカー、などがあります。
雇用の形態は、正社員、契約社員などがあります。
経験を積んで実力をつけて、独立する人もいます。
建築士の仕事は、数字に強く、図面を見て具体的なイメージができる人が向いています。
顧客との打ち合わせも多い仕事なので、相手の要望を上手に聞きだして、自分の提案を分かりやすく説明する力が必要です。