国際秘書
国際秘書は、外資系企業で働く秘書のことです。社長や重役などのスケジュールを管理、調整したり、海外本社からVIPが来日した際の対応、電話やメールでの連絡、書類作成、資料収集など、仕事の範囲は幅広くなります。会議や商談、打ち合わせなどでは、通訳のような役割を担当することもあります。国際秘書として働くには、英検1級レベル以上の英語力が必要です。秘書として事務処理の仕事も多くあるので、パソコンのスキルも必要です。必ず必要というわけではありませんが、国際秘書検定を取得していれば、採用の時に有利になるでしょう。
社長や重役の代理として、祝電や弔電、冠婚葬祭に出席することもあります。礼儀作法やビジネスマナーを身につけていることも大事になってきます。
国際秘書になるためには、専門学校などの秘書学科で秘書業務に必要な専門知識を学ぶ方法があります。
国際秘書としての働き方には、外資系企業に秘書として就職する方法のほか、秘書アシスタントとして経験を積んだ後、正式な秘書に昇格するというケースもあります。派遣社員として働く方法もあるようです。